財営コンサルティング株式会社
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東京都千代田区岩本町3-4-9
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書籍・ＤＶＤ
資産価値を守る! 大災害に強い町、弱い町
朝日新書 2014年刊 定価
760円＋税
＊本書のご購入は、アマゾン（amazon.co.jp）にて承っております。
内容説明
資産価値の高い町の選び方は、
震災、地盤沈下、液状化、水害、火災などの自然災害リスクを回避することで発展した
「軍需産業史」とそれに付随する「鉄道の歴史」を読み解くことでわかる!
臨海部の液状化を見事的中させた話題の不動産コンサルタントが、
全国主要都市の住宅選びを解説。
東京以外にも北海道、宮城、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡、沖縄など、
各地の地価や都市情報のデータも収録。
マイホームの資産価値を守る、安全・安心な町選び、家選びの知識と情報をわかりやすく説く。
はじめに
- マイホームの価値基準は「安全性」と「資産性」
第1章 「資産価値の高い安全な町」を歴史で読み解く
- どうなる東京オリンピック（2020年）後の不動産マーケット
旧東京オリンピックの時代背景
郊外の一戸建てに憧れた時代
改善され始める劣悪な環境
東京オリンピック後の未来ー究極の都心回帰へ
常に適応し続ける日本経済
東京は優れた有機的な組織である - 町の未来を「地政」と「安全」の歴史で読み解く
水害都市は文明のゆりかご
「農耕（食糧確保）」と「交易」という二つの重要な要素
確実に起こる大震災
リスクと交易とテクノロジー - 町の盛衰を「軍需産業」と「鉄道」の歴史で読み解く
日本列島と主要都市圏
東京圏の地形とリスク
東京は明治維新後に薩長がデザインした
名古屋圏の地形とリスク
大阪圏の地形とリスク
地政学的に完璧な大阪の立地が衰退した理由
日本の近代化を歴史的な文脈で考察する
先端技術のゆりかごとしての軍需産業
先端技術と軍需技術
鉄道が促した職住分離と都市化
戦前から戦後への文脈
世界のフラット化と東京のポテンシャル
第2章 不動産に資産価値が生じる根拠とは何か
- 資産価値のある不動産の条件
不動産の価値は住む、貸す、売る、で考える
不動産の価値は物件ではなく、町にある
農地と工業用地は同じ
低地の資産価値は向上しない
農地の価値は米の収量から
知識労働者が好むインフラとは - マーケット分析と社会学
近代化とは共同体の崩壊
賃貸市場は四階層で成り立っている
持ち家比率が高い町は”貧しい町”
産業に多様性がない町は衰退する
ゲゼルシャフト化する日本
圧倒的な東京の民力を知ろう
第3章 不動産鑑定理論から資産価値を分析する
- 不動産鑑定理論の効用は絶大
収益性から不動産の価格を推定する
収益価格の求め方
信憑性にかける売り手側の情報
同一需給圏と最有効利用
細分化される同一需給圏
希少価値とは何か - 不動産の価値は効用から生まれる
土地本位制など存在しない
土地自体に価値はない
太古の昔から収益還元法
空港の価値は非常に高い
地政学と収益還元法は同じ - 収益性から不動産の価格を推定する
日本の不動産は魅力的
震災で利回りが上昇
第4章 日本の不動産マーケットと市場特性
- 賃料相場と全国各地の特徴
賃料相場で町の価値がわかる - 東京圏
山の手エリア
神奈川・埼玉・千葉エリア - 大阪圏
大阪府
兵庫県（三宮駅以東） - 京都圏
京都府 - 名古屋圏
名古屋 - 九州圏
福岡、熊本、長崎、鹿児島
沖縄 - 東北・北海道圏（宮城県、福島県、北海道）
福島県
宮城県
北海道
第5章 安心な財産形成・財務戦略術
- 一つの籠にすべての卵を盛るな
ポートフォリオ理論
危険なワンルーム投資
資産の流動性を確保する
コミュニケーション能力も資産である
買う価値がある不動産が減っている
- マイホームは二つ以上買おう
永住型は幻想
優良不動産は金融資産と同じ
- 人生とサバイバル戦略
リスクを想定して財産を築く
おわりに
- どこに住むかで人生が変わる