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山崎隆のシェアハウスで幸せになる方法

マイホームをシェアハウスに改築して財産形成をする(不動産投資の新しい形態)

シェアハウスを保有することの魅力とは何でしょうか?至極簡潔に言えば、そのキーワードは“汎用性”です。

当初は、自分の家族が住むためのマイホームとして利用されていた不動産があった。
その後、その家が、家族構成の変化、定年退職、転職、親の介護など様々な理由によって使えなくなる。そのようなことは、現代社会では日常茶飯に起きていることです。

そうなってしまった場合、効率的な不動産の利用法があるということなのです。
つまり、その家をシェアハウスとして利用、貸し出せば、それなりに高額の賃料を得ることが出来る場合が少なくない。

ここで、たとえば昔ながらの間取りですが、5LDKの土地付き一戸建の住宅(100㎡前後)を賃料15万円以上で貸せるためには、どんなエリアに家を購入しなければならないか、考えてみましょう。

以上のような命題に対しての答えは以下の通りです。

たぶん東京郊外なら都心までの通勤時間が1時間以内でないと厳しいでしょう。できれば近郊に立地して通勤時間が45分前後ぐらいの物件を所有していることが条件です。

この条件を満たす一戸建住宅の価格は、おそらく新築なら6000万円前後ではないでしょうか。

ところが、予算が無くて、それが不可能な場合はどうか?
前述よりも不便なエリアで、特に都心まで1時間を超えるようなエリアとなると、どうか?たぶん賃料は10万円前後か、それ以下になってしまうケース。

このようなエリアで新築住宅を購入する場合、おそらく4000万円前後で買えるでしょうが、収益用の資産としては、空室率まで考慮に入れると非効率的です。

ここで後者の家について「この土地と家をどうやって有効に活用すれば良いのか?」という命題に答えようと考えた場合、たとえば、「この家にリノベーションを施し、6世帯分のシェアハウスに改造をしたら、賃料はどうなるか?」と検証してみたい。

すると、このようなケースでは、上手くいくと、グロスで家賃収入が約24万円(4万円×6部屋)も得られることがあります(すべてが、このようになる訳ではありませんが)。
収益性が2倍以上になってしまうのです。これこそが“シェアハウス”だけがなしうる、ちょっとした“ミラクル”なのです。

次回から、このような、いくつかのケーススタディを語りたいと思います。

公開日:2016年6月29日

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