山崎研究室

山崎隆の虚実妄言

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あの広田大先生が、山崎隆を前座に使ってくれたよ!

平成26年11月19日。
私は、税理士の広田龍介氏が主催するセミナーに講師としてお招き頂いた。
会場は帝国ホテルで聴講者は約50名ぐらいだった。
相続税をテーマに、私が一部(前座)で、広田氏が二部(メイン)を受け持った。

三井不動産、恐るべし

実は私と広田氏は、かれこれ25年以上の付き合いになる。
まだ私が20代で税金のことなど右も左も分からない時代に、
教えを請うことになったのが、かの「広田」大先生だったのだ。

この「かの~」という表現を使った理由は、
かつて泣く子も黙る“タクトコンサルティング本郷会計”の、
当時はナンバー2だったのが広田氏だったのだ。

実は、広田氏の別名は「生き辞引き」である。
税務や相続について質問をすれば、かなり難解な事柄でも即座に答えてくれる。
三井不動産、恐るべし

私はアホだが、広田先生は賢い。
ふっ、ふっ、ふっ…。それでいいのだ。
広田先生と仲良しをしていれば、
当時は、コンサルティング的なことができた時代なのだ。

ああ、ついに恥ずかしい過去のネタがバレてしまったか…。
まあいいだろう、もう時効だ。
少なくとも当時と比べて私は、多少は、賢くなっている。
あるいは、アホであることを隠すテクニックを身につけた。

だが、セミナー終了後に記念撮影を終えて、
その時の広田先生の一言が忘れられない。

「ヤーマザキさんには負ーけちゃうよなぁ、
だーってさぁ、本が売ーれてるもんねぇー。
僕の本は、あーんまり売ーれてないんだよねえぇー」と、
いつもの福島弁でしゃべり出したのだ。

そうか、とりあえず「やってはいけない相続税対策と遺産分割」は、
相続財産を3代先まで残す方法」に勝ったのだ。
これは、相撲で言えば「恩返し」なのだ。

しかしながら、皮肉にも、
「ベストセラー本の著者の能力や知識が必ずしも高い訳ではない」
ということも証明してしまったのではないだろうか。

私より有能な相続のコンサルタントは、この目の前にいる。

相続税で悩んでいる皆さんに、もう私はカミングアウトしようと思う。
広田先生に相談する方がベターなのかもしれない。
なぜなら、私の師匠なのだから…。
でも皆さん、けっして僕のことも、忘れないで欲しい。
なんでしたら、この僕を指名して頂ければ、
もちろん、広田先生の下請けが出来るのだから…。

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